加能ガニとは?
石川県内の漁協が平成18年に一つの漁協へと統合されたことを契機に、県産ズワイガニの名称を一般公募し、「加能ガニ」と名付けられました。「加」賀から「能」登まで、県内の漁協が一つになった新しいプライドを背負い、漁師たちが自信をもってお届けするブランドガニです。
資源保護の観点から、オスは甲羅の大きさが9cm以上でなくてはならず、加能漁港の名称を刻印した青タグを付けることが出来るズワイガニは、漁師(船主)が品質に自信を持てるものにだけです。
青タグの「加能ガニ」こそ、正に漁師が誇れる加能ガニです!
天然の食材庫と言われる日本海の豊富な栄養で育ち、また荒れた日本海、冷たい海水に負けずたくましく育った加能ガニの太い脚には、殻を割るとあふれそうなくらいに身がぎっしり!
ゆで上げれば、そのホクホクとした身はしっとりと甘く、一口噛みしめるごとにジュワーと溢れ出るカニ独特の旨味とほのかな甘みがたまりません。
さらに甲羅の中には、ファンの多い濃厚ミソもたっぷり詰まっていて、独特の風味から珍重されています。
また、メスの「香箱ガニ」は、その身体は小ぶりなものの、旨味の凝縮した身と、プチプチシャキシャキした外子(卵)の食感と濃厚な内子(未熟な卵)の味わいと、三位一体でお楽しみいただけます。
メスに関しては、オスのズワイガニより、さらに短い漁期(11/6-12-29)が定められており、1年間でも2ヶ月弱しか楽しめない、大変貴重な冬の幸です。
冬が来るたびに味わっていただきたい、石川県が誇る海の幸の象徴です。